WW2:ゲームが革命的に変わるCoD史上最大のアップデートが4月10日配信予定
2018/04/15
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CoD:WW2(コールオブデューティーワールドウォーII)にて、大規模なアップデートが4月10日に配信されました。
目次
師団オーバーホールの概要
2018年4月10日、第2弾DLCマップパック「The War Machine」の追加に伴い、最新アップデートが配信されます。
“Division Overhaul”と銘打たれた今回の大規模アップデート。”overhaul”とは「徹底的な調整」を意味します。
その名の通り、ゲームバランスを大きく変更する抜本的かつ徹底的な内容となっています。
CoDシリーズでも過去最大規模にあらゆる要素が変更されます。
師団オーバーホールの内容
師団のスキルが大幅に変更
各師団が持つ能力が、元の構成から大きく変更されました。
全師団共通
- 無限スプリントが可能に
歩兵師団
- 追加のメイン武器アタッチメント
- 追加のハンドガンアタッチメント+武器切り替え速度が高速化
- ADS中のアイドルスウェイ(エイム時の揺れ)が減少
- ADS中の移動速度が高速化
ハンドガンアタッチメント追加とスワップ高速化によって、歩兵師団の射撃能力をより際立たせた。
空挺師団
- スプリント中、ダイブ中に射撃可能
- スプリント中にリロード可能
- 障害物の乗り越え高速化+落下ダメージ無効
- スプリント速度が徐々に高速化
機甲師団
- 爆発と火炎ダメージが大幅に低下
- シェルショックとタクティカルに耐性
- 弾丸の貫通力が増加
- 被弾時のひるみが大幅に減少
山岳師団
- 敵の偵察機とスコストに表示されなくなる
- キルした敵の位置を表示しない(ドクロマーク無効)
- 敵にエイムされた際のネームタグ表示とレティクル変化が無効
- 無音で移動できる
派遣師団
- リーサルとタクティカルを2個ずつ装備+効果を強化
- 敵をキルまたは時間継続によって装備品が再補給
- タクティカルを強化し、WARでのオブジェクト破壊効果を強化(壁や機銃)
- 装備品によるダメージで敵をミニマップにペイント(スパイ効果)
解放師団
- ミニマップの敵を表示&妨害
- 敵の動作音を聞きやすくする(アウェアネス効果)
- キルまたはアシストで、ミニマップ上に近くの敵を表示する
- 敵を容易に発見できるようになり、ミニマップの表示範囲が広がる(ルックアウト効果)
アウェアネス効果の追加によって、解放師団の持つ「敵へのカウンター能力」を際立たせた。
ロードアウト選択における変更
クラス作成部分にも大幅な変更が加えられています。
- LMGバイポッド、SRの一級射手(息止め)は、それぞれデフォルトで利用可能に変更。
- 残りの師団スキル(師団固有だった銃剣等の武器アタッチメント)は、師団作成で選択可能(アタッチメント化か)
- 全プレイヤーが無限スプリント可能に。スプリント速度は従来より若干低下。
- メイン武器アタッチメント枠が全ロードアウト共通で3つに変更。
- 全ロードアウトでリーサルとタクティカルが1個ずつ装備可能。
- ライフルグレネードがライフルのアタッチメントに追加。
- サプレッサーがハンドガンのアタッチメントに追加。SMGは30%の威力減衰に対し、ハンドガンは15%の減衰となる。
- プライムとバン!の基礎トレーニングが削除。これらに費やされたアンロックトークンは返却され、関連するチャレンジは達成済みとなる。
新規の基礎トレーニングが追加
- Blitzkrieg:スコストがキルストに変更(スコアではなくキルで取得)。ボーナスとして、効果が改善され、4つ目が選択可能に。
- Clandestine:キルした敵がインテルパックを落とす。拾うと近くにいる敵の位置がわかる。ボーナスとして、スポーンごとに敵の位置が表示される。
武器とメカニック調整に関する変更
- 無限スプリントが追加される代わりに、スプリント速度は140%から130%に減少。
- ランチャーのプレイヤーに対する有効性を減少。
- パンツァーシュレックはダメージと弾丸速度を減少。
- バズーカは爆破半径、弾丸速度を強化し、ダメージを減少。以前よりヒットマーカーが出やすくなり、速度強化によってストリークに対する有効性が増した。
- フラグとセムテックスの最大ダメージを10%減少。これにより、爆発物の連打によるプレイヤーの不満も減少すると思われる。
- 爆発物のシェルショックと地震効果を大幅に減少。
- タクティカルの効果を調整。
- 派遣師団の第3能力を除く全タクティカルの効果が微減。
・スモークは14秒→10秒(派遣は14秒)
・信号フレアは5秒→3.5秒(派遣は5.5秒)
・スタンの継続時間は2~4秒→1.75~3.5秒(派遣は2.5秒→4.25秒)
・ガスは毎秒10ダメージx5回→毎秒1ダメージx5回(派遣は毎0.625秒ごとに5メージx8回) - ショットガン焼夷弾に関する強化。
・弾数が増加。(コンバットショットガンは7発、他は8発)
・威力減衰距離が変更(15%→10%)
・コンバットショットガンの焼夷弾装填が高速化 - M30のライフル弾の予備弾が増加。6発→8発
- LMGバイポッドに関する強化。
・展開中はレートが上昇(ラピッドファイア同等の8%高速化)
・展開中の射撃は予備弾から消費し、それがつきると現在のマガジンから消費される仕様に(リロードが不要になった)。 - スナイパーの一級射手の効果時間が増加。
・息止めは4秒→10秒になり、スナイパー本来のスタイルがクイックスコープより推奨される仕様になった。 - 機甲師団の爆発物と火炎ダメージによる耐性が大幅に上昇。
・65%→80%の軽減に変更。 - 歩兵師団と基礎トレ「スコープ」のADS時の移動速度の高速化効果がSRにも適用された。
- 依然として適用度合いは武器カテゴリーごとに違う。(SR<LMG<ライフル<SMG<HG、SG)
・以前から効果が適用されても遅かったLMGは特に大幅に強化された。
・SRは利点が少ないため、微細な強化となっている。
・HG、SGはADS時以外の速度がADS時の速度と同じなため、調整されていない。(効果なし)
基礎トレーニングの効果変更
- エネルギッシュ:スプリント速度上昇。スプリントが短い間隔で出来る効果は削除。
- フォーリッジ:時間経過で弾丸補給できるようになる効果を追加。武器切り替え高速化は削除。
- オーダンス:キルした敵が落とすストリークパックを拾うと、スコストメーターが増加する効果を追加。ケアパケの再抽選は削除。
- ローンチ:追加のランチャー予備弾。ランチャーが装備できる効果は削除。
- コンカッション:リーサルとタクティカルが2個ずつ選択可能に。タクティカルのスタン固定は削除。
- インスティンクト:シェルショックとタクティカルへの耐性を追加。画面外から狙われている際の警告表示効果はeスポでのみ削除。
その他
- 第2弾DLC「The War Machine」配信
- メモリエラーを修正
- ペイントショップ機能を追加
- 4月17日からのランクプレイシーズン3で4人パーティーの実装
- ゾンビ関連のアップデート
アップデート後のゲームバランス変化を考察
今回のアップデートにより、いくつか起こりうる変化を簡単に予想・考察してみます。
- 無限スプリントにより、ゲームスピードが高速化。
- アタッチメント枠が標準で3つとなり、全プレイヤーの攻撃能力が強化。
- 山岳+サプSMGによる「ゴーサプカスタム」が可能に。
- タクティカルを食らう機会が増加→対策が重要化?
- ランチャー装備の基礎トレ不要化により、対空兵が増加?
- 解放師団のアウェアネス実装は、山岳師団のカウンターに?
終わりに
これほどの大規模な変更を誰が予想したでしょうか。
もはや発売初期からまったくの別物といえるほどの変貌を遂げたWW2。
賛否両論ありそうですが、今後バランスがどう変わっていくかが見どころとなりそうです。
ソース:SHG
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