CoD:BO2 PERK3考察
2016/07/10
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今回はPERK3を考察します。
■基本はデクスタのPERK3
PERK3はPERK2より幅がありますが、
厳密な必要性から選ぶと、選択肢は2つになります。
各PERKのシェア率は私の見る限り、デクスタリティが断然トップで、
次いでマスク、マラソン>エンジニアといたところでしょうか。
足音系2種に至っては付けている人をほとんど見かけません。
ルールによるとは思うのですが。
それでは各PERKを個別に見ていきましょう。
■PERK3個別考察
デクスタリティ
段差乗り越えや、梯子の上り下り速度を上昇させる。
また、スプリント状態からのリカバリー(射撃可能になるまでの時間)も早くなる。
障害物の移動と遭遇戦を補助するPERK。
このPERKはタフネスに次ぐBO2の鉄板です。
LMG以外は全ての武器で優先的に付けるべきです。
なにが優秀なのかというと、そのリカバリー能力です。
デクスタリティはスプリントしてから、止まって銃が撃てるようになるまでの
時間をなんと70%も短縮してくれるのです。
もしこれを付けている人と、付けていない人がスプリント時に同時にかちあった場合、
付けていない人はほぼ負けるくらい、圧倒的なディスアドバンテージを負うことになります。
ARやSMG同士なら、時間にすると恐らく0.3秒程度の差がでるのではないでしょうか。
これは、レートの高い銃だと5発は撃てる時間になります。
デクスタなしでは最悪一発も撃てずに倒されてしまう場合もあるということです。
デクスタを付けていれば例えスプリント時に、歩いている敵に出くわしても
イーブンの勝負に持ち込めるくらい、かなり効果の大きいリカバリー能力があります。
このリカバリー能力は、段差乗り越え時にも強力な効果を発揮します。
例えばRAIDのランドリーの中で定点防衛をしているLMGにも、
窓の外から急襲して勝てるくらいの強さがあります。
たまに、これより優先して別のPERK3のみで戦っている上級者の方もいますが、
デクスタリティのリカバリー能力の大きさは、はっきり言って
タフネス同様、腕や反射神経でカバーできる程度のものではありません。
デクスタなしで突撃し無双している動画をたまに拝見しますが、
デクスタがあれば今の倒せてただろうな、というようなシーンが多く見受けられます。
なお、LMGにデクスタは不要です。
常にADS状態で敵を迎えることを最善とするLMGにおいて、
効果が噛み合わないからです。
スプリントしなければいらないPERKじゃん!と言わずに付けましょう。
スプリントせずにはいられないゲームですから。乗り越え速度アップも快適です。
PERK3はまずこのデクスタリティを基本にしておけば間違いありません。
「スプリントからのリカバリー速度アップ」という効果は過去作からあったのに、
なぜ今ごろメジャー化したのでしょうか?
振り返ってみると、MW2ではストッピングパワー(威力アップ)と競合し、
BOでは早業(リロード短縮とクイックドロー効果)と、
MW3においてはシットレップ(足音)、ストーカー(ストック)など、
かなり大きなライバルが過去作までは同じグループにいたんですね。
BO2で効果もなにげに強化され、やっと日の目を見た苦労人です。
EXコンディション
スプリント距離が2倍になる。
スプリント距離が2倍になるPERK。
このPERKが効果を発揮するのは、
ハッキリ言って最初のスプリント1回分のみです。
とてもポイントの無駄なので、開幕以外は付けないようにしましょう。
CoDにはスタミナという隠れた概念があり、スプリント時間と大いに関係しています。
スタミナは走ったり、ジャンプしたりすることでと消費され、
回復するまでは再び長距離のダッシュや、高めのジャンプが出来なくなります。
スタミナはスプリントやジャンプしない間に、時間経過で徐々に回復していきます。
このPERKを使ってでも前に出たいというプレイヤーは大抵の場合、
走り切って、また走り出すので、再びこの2倍のスプリントが出来るほど
スタミナを回復することがありません。
また、前に出たら出たで今度は敵と遭遇しやすくなるので、生存率も下がる上、
長距離を思い切り走る機会も減ります。
長く走るということは、遭遇戦の隙が多くなるということでもあります。
調子に乗って走りすぎてやられるというのは、マラソンプロのデメリットでもありました。
前線復帰が目的なら、戦術マーカーを使った方が遥かに早いでしょう。
このPERKが活かせるのは開幕ダッシュで有利ポジションを取る時くらいでしょう。
普段使いでデクスタより優先すべきものではありません。
個人的にマラソンプロには復活して欲しかったです。
無限スプリントの爽快感はやはり、良いものです。
エンジニア
敵の装備品や設置型スコアストリーク、設置した盾、ダミーケアパケが壁越しに赤く光る。
ベティ、クレイモアは爆発を遅延させることが出来る。
さらにケアパケを一回抽選でき、敵のを奪う際はダミーに変える。
敵エンジニアの作ったダミーは消すことが出来る。
小さな効果の詰め合わせPERK。
主には透視効果とケアパケ用効果の2つに分けていいでしょう。
透視効果はUAVの出ていない時や、情報の少ないハードコアルールでは有効で、
敵が待っている位置が推測できたりします。
設置系スコストは人気がなく、敵が使ってくるのは稀なので、
実質はベティやクレイモア、ショックチャージ、C4を透視する効果と見て良いでしょう。
なお、戦術マーカーは透視できません。
ケアパケ用効果は、ケアパケを使わないのであれば死に効果です。
ここ10試合で相手のケアパケを何回奪えたでしょうか?
何回ダミパケを見たでしょうか?活かせる場面はめったにないのが現実です。
ケアパケ自体あまり効率が良いストリークではないので、気分転換以外はお奨めしません。
相手に依存するところが大きいPERKなので、優先順位は低いです。
試合開始から一回死ぬまでの間に一つも設置物を見なければ、別クラスに変更しましょう。
ブラックハットを使う場合、このPERKは必須となります。
ブラックハットは楽しいですが、それだけです。
タクティカルマスク
フラッシュ、コンカッション、ショックチャージの効果を、ほぼ無効化する。
一部の妨害タクティカルに抗体を持てるPERK。
デクスタリティの次に、優先すべきPERKだと思います。
フラジャケマスクの組み合わせは、BOから続く要塞カスタムですね。
タクティカル効果の無効率は凄まじく、最初の一瞬だけしか効果を食らいません。
ただ、裏返せば最初の一瞬は食らうということなので、
スプリントは中断されますし、その間にやられることも多々あります。
なので相手がマスク持ちだとわかってても、とりあえず投げてみれば
味方の援護になるかもしれません。
ハードワイヤードのように、完全な抗体を持てるわけではないのです。
前線に出るオブジェクティブプレイヤーにはぜひ欲しいPERK。
デクスタリティとの併用がポピュラーです。
今作はEMPグレを優先する人が多いので、部屋によって付けるかどうかは判断しましょう。
デッドサイレンス
足音や動作音が減少。また、自分の操作キャラクターが一切しゃべらなくなる。
アウェアネス
一定範囲の敵の足音が大きく聞こえるようになる。
申し訳ないが、音を全く聞かないプレイヤーなので、足音系PERKの考察はNG。
私はTVでFPSをするプレイヤーなので、足音はBO時代から聞こえません。
聴くプレイヤーとあんまり格差がでても困るので、
案外BO2くらいがいいのかもしれません。
MW2は聞こえすぎでしたね。
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