FPS講座:「スプリントアウト」を正しく理解して遭遇戦を有利に戦おう
2017/11/10
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FPSにおける重要な要素「スプリントアウト」についてわかりやすく解説します。
目次
スプリントアウトとは?
スプリントアウトとは、ダッシュ後の硬直のことです。
“sprint”を”out”してからの隙ということですね。
ダッシュしながら銃が撃てないタイプのFPS(CoDやBFなど)の場合、ダッシュをやめてから射撃可能になるまでの「間」がありますよね。それがスプリントアウトです。
使い方の例として、「LMGはスプリントアウトが長いから、走りまくってると遭遇戦でやられるよね」といったふうに使われます。
スプリントアウトは短いほどいい
通常、スプリントアウトタイムは短いほど良いです。
スプリントアウトが短ければ、遭遇戦で素早く撃ち始められます。出会い頭のよーいドンで有利なわけです。
だからスプリントアウトは短い≒隙が少ないほうがいいのです。
FPSでは”重い”武器ほどスプリントアウトが長い傾向
どのFPSでもLMGのようなデカくてゴツそうな重火器ほど、スプリントアウトタイムが長い傾向にあります。
逆にSMGなどの軽そうな武器の場合は、スプリントアウトは短く設定されていることが多いです。
これは武器の性能を差別化させるためだったり、操作感でプレイヤーに重さを感じさせる工夫であったりします。
(余談ですが、画面の前でコントローラーしか握っていないはずの私たちプレイヤーが、ゲーム内の武器の「重さ」を感じられるのには、こういった小さな工夫が積み重ねられているのです)
スプリントアウトが長い武器の扱い方・対策
隙のある武器を使う時のコツは、極力走らないことです。敵と出会いそうなところは走らないようにしましょう。
FPSだとどうしても走りたくなるのはわかります。でも走っている時に敵と出くわすと、スプリントアウトのせいで射撃が遅れるので、敵がいそうなところ…マップの激戦区などは歩きながら遭遇に備えましょう。
CoDの場合、スプリントアウトはリロードキャンセルで短縮することも可能です。余裕があればやってみましょう。
BO3:早業とクイックドローの違いについて
ここからはCoD:BO3に関する内容です。
パークの「早業」と、アタッチメントの「クイックドロー」の違いがわからないという人が多いようなので、両者の効果の違いを解説します。
まずはそれぞれのゲーム内説明を見てみましょう。
早業の説明文
武器の切り替えとダッシュ後のエイムが素早くなる
クイックドローの説明文
エイム速度が上昇する
確かに公式の説明だと、ちょっと違いがわかりづらいですね。ということで、図にしてみました。
早業とクイックドローの効果の違い
早業はダッシュから銃を撃てる状態(歩き)になるまでの隙を半減させます。早業は「スプリントアウトタイム」を短縮する効果といえます。BO2のデクスタリティも同様の効果ですね。
クイックドローはADS移行速度が0.1秒速くなります。
効果内容はかぶってません。それぞれが違う部分をちゃんと強化しています。併用すると、ダッシュからの覗き込み完了までの時間がかなり短縮されます。敵と遭遇時に有利になるので、ポイントに余裕があれば両方ともつけることをおすすめします。
追記:ガンホーと早業の違いは?
コメント欄で「ダッシュ中に撃てるガンホーは早業の上位互換か」という質問をいただいたので追記。結論からいえば、ガンホーは早業の上位互換ではありません。効果は違います。
ガンホーはダッシュ中に撃てるようになるパークですが、スプリントアウトタイムを短縮しません。
使ってみればわかると思いますが、ガンホーをつけていてもダッシュ中は銃が下がり、撃つまでに時間がかかります。スプリントアウトタイムは存在します。
ガンホーはそれを短縮しません。走れながら撃てるというだけで、早業と効果は違います。
なので、ダッシュ中の敵との遭遇で、最速で撃ちたいという場合はやはり早業が必要になります。ガンホーはダッシュ中に撃てるというだけで、撃ちだしが早くなるわけではありません。
関連記事:早業の効果検証した結果
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Comment
0.1秒というのは全武器共通で0.1秒ですか?
従来通りであれば全武器共通なのですが、今作は銃ごとに細かい差異があるかもしれません。続報がわかり次第掲載します。
スプリングアウトタイムを短縮する早業とダッシュ中に銃が打てるガンホーでは、ガンホーが上位互換という認識でいいのでしょうか?
こんにちは。
コメントありがとうございます。
ガンホーも間違えやすいポイントかと思ったので、記事内に追記しました。