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CoD:BO2 レミントンに弱体化の必要なし

      2016/07/10

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今日はBO2で最も嫌われている武器の一つ、
レミントンR870ショットガン(以下、本文中ではレミントン)の性能が、
現状妥当であり、弱体化の必要はないという主張をしたいと思います。

■レミントンとは?
解除レベルの最も早いポンプアクション式ショットガン。
ワントリガーごとに最大威力50の弾(ペレット)を8発同時に射出する。
総ダメージ量は最大400-80となる。
KSGを除くSGでは最長である13m弱のワンヒットキル射程を持つ。
弾の届く最大射程は16m程度。
弾数は8/24発。発射レート80。

以上のスペックから、連射系ではなく
一撃必殺をするためのショットガンということがわかります。
また、ペレット一発一発のダメージが50と非常に高く、
コッキングも過去作のポンプアクション式と比べて早いため、
近距離では非常に高い制圧力を誇っています。
ゲーム内ではショットガンと言えばレミントンと言うほど、使用者が多いです。

■嫌われ者のレミントン
冒頭でも述べた通り、この武器は非常に嫌われており、
ネット上のところどころでも批判を目にします。
場合によってはこれを使っているだけで暴言メールが飛んでくることもあります。
一度弱体化がされているにも関わらず、さらなる弱体化希望の声も多く聞きます。

それではなぜこれほどまでにレミントンは嫌われているのでしょうか?
私が考えるに、嫌われている理由は主に二つあると思います。
①ショットガンの性質(一撃必殺・大まかなエイム)によるもの
②レミントン自体の性能によるもの

①一撃必殺について、これはスナイパーが嫌われている理由の一つでもあります。
一撃必殺で沈められるということは、反撃のチャンスがないということです。
自分の能力の発揮前に有無を言わずキルされる、ということに対する不満でしょう。
これは人情的にとても理解できるものです。
ただ、これはショットガンの特色でもあります。
連射系ならまだしも、ポンプアクションSGやボルトアクションのSRでこれをなくしたら
一体どうなってしまうのでしょうか。
多くのフルオート武器のTTK(Time To Kill:キルにかかる最速時間)が1秒に満たないこのゲームで
SGというカテゴリーが事実上消滅しかねません。

次におおまかなエイムでも弾が当たること。
ショットガンは複数の弾を拡散させるので、クロスヘア内に敵をおさめれば
ペレットの一発以上は当たる可能性が高いです。
適当に狙っても当たるSGはノーエイム武器だ!という批判もあります。
確かに適当に狙っても当たりますが、当たることとキルできることは別問題です。
ペレットの拡散は運任せなのです。ARやSMGの腰だめと同じように運任せなのです。
速いレートかつ、威力もある弾を長く撃っていられるフルオートの腰だめ撃ちと
威力のある複数のペレットを1回しか撃てないSGの腰だめ撃ち、
同じ運任せならこれはリスクとして釣り合いが取れているのではないでしょうか。

②レミントン自体の性能についての批判。
ショットガンを使っている立場からまず言わせてもらえば、
ポンプアクションSGはこれくらいの性能ないと正直やってられません。
アバカンLMGスコーピオンなど使いやすく、対応距離も多く、
フルオートなためチャンスも多く与えられるという武器が存在するのですから、
近距離専門のショットガンはこれくらい強くてしかるべきだと思うんです。

「レミントンは中距離もいけるからなぁ・・・」という意見もあります。
しかし、ADSしてかなり厳密に狙わなければ体力100%の相手をワンヒットキルできるのは稀です。
腰だめでも中距離で倒せたor倒された、というのは前述の通り集弾の運が良かったか、
手負いだったかの場合で、レミントンにコンスタントに中距離を倒せる性能はありません
カスタムマッチで試してみてください。同じ距離でも倒せる時とそうでない時があります。

これを批判の理由として豪語する方は、
たまたま倒されたという数少ない体験が強く印象に残っているのではないでしょうか。
驚いた体験は忘れないものです。
知らないだけで、恐らくその何十倍もの数、中距離で倒されなかったことの方が多いでしょう。
プレデターがいつも自分を狙うというプレイヤーあるあるに近いですね。

ダメージが高いので初級者の適当撃ちでも倒せてしまう場合もありますが、
実際に使ってみれば、
近距離でもワンヒットキルで倒せないことが多いのに気づくはずです
(咄嗟の腰だめでちゃんとエイムするのは容易ではないということ)。
局面局面で遭遇すれば怖い武器ですが、SGという性質上、本体(プレイヤー)も
どんどん前線にでなければならないので、ルートも限られますし、デスする危険性も高いです。
大半のプレイヤーは試合が終わってみればせいぜいキルデス1程度の武器です。
初級者でも安定して成績を残せる武器では決してありません。

■遠距離で為すすべもないショットガン
なにより忘れて欲しくないのは
ショットガンの弾はある程度の距離で消えてしまうということです。

批判する方の多くは、
中遠距離で為すすべもなく、あなたにキルされたショットガンナーのことを
忘れているのではないでしょうか?

ショットガンは遠距離を完全に捨てて近距離に特化した銃です。
近距離だけは必殺の強さを誇ってなにがいけないのでしょうか?
このゲームで、プレイヤーが武器に悪感情を抱きうるのはその武器に殺された時です。
遠くにいたショットガンナーをキルしただけでは憎しみはわきません。
近距離でキルされて初めてショットガンが嫌いになりえます。
しかし、ショットガンには近距離しかないのです。
確殺率/遭遇率の比率の高さも、ショットガンがここまで嫌われる理由の一つでしょう。

相手にして鬱陶しいのと、性能が高すぎるというのは全く別物です。
閉所で出会うSGは強いので鬱陶しい。でもそれはSGのどうしようもない性質なのです。
レミントン自体の性能は少しもおかしくありません。
妥当です。弱体化の必要はありません。
依然としてパッチが当たらないのも、開発も同じ考えだからという証拠でしょう。

レミントンの性能はゲームバランス上、妥当なものであり、これ以上弱体化の必要性はありません。
ただ、ゲームはビジネスなので、弱体化を求める声がさらに高まれば、
プレイヤーを逃さないためにパッチの入る可能性もまだあるでしょう。


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